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「彼女=お母さん」男
ここでは、婚活や普通のおつきあい含め、今まで出会った男性たちについて書いていこうと思います。
中には友人からの伝聞などもありますので、すべてが私が出会った方ではありません。

ここを読んでいる男性に、反面教師としてお手本にしていただければと思いますので、主にあまり印象がよくなかった男性の話になります。
話のネタにならないから書かないだけで、ここに書いてある男性と同数くらい、まともな男性もいらっしゃいましたことを、最初に書いておきます!


まずは、私が初めておつきあいらしきものをした男性です。
つきあった期間は非常に短かったのですが、最初におつきあいをしたということもあって、いろいろ強烈な印象を私に残してくれました(笑)。
まだまだうら若き、大学に入ったばかりの十代のことでありました。

お相手は同級生の男性。女の子のような外見をした子供のような男の子でした。
好きな音楽のことかなにかでちょっと喋ったのをきっかけに、相手から軽く告白され、まともに告白されたのが始めてだった私は、相手を好きかどうかもわからず「嫌じゃないし、告白されてうれしかったから」という、子供らしい理由で受けたのでした。

当時大学近くの寮に住んでいた私の部屋に、彼はすぐに入り浸るようになりました。
彼の家は大学から遠かったので、私の部屋にいるほうが通学が便利というのが大きかったと思います。
私も「彼氏が部屋にくる」という状況に、ガラにもなくはりきって、へたくそながら手料理を出したりなんかしていたのでした。

しかし、このことをすぐに後悔するようになります・・・。

私のいた大学は、やたらと忙しい大学でした。とにかく課題が多く出るうえ、私は教職課程もとっていたため、朝9時から夜6時まで毎日講義や実習がぎっちりあり、その後図書室や家で実習授業の課題やレポートを作らなければなりませんでした。
この課題がクセモノで、ある程度自分で納得いくものを期限までにやろうと思えば、10時間単位で時間がかかるものでした。それがいくつもいくつも出るわけです。手を抜いたり間に合わなければ、簡単に留年させられます。
大学時代が暇で遊べるなんて誰が言ったんでしょうね。一週間に1日は徹夜作業をしていました。

その日も私は、夜6時過ぎに帰ってきてから、明日のプレゼンに間に合わせるため、課題とプレゼン資料を必死で作っていました。もはや徹夜覚悟どころか、徹夜しても間に合うかどうかのまさに時間との勝負です。

時計をにらみながら、大騒ぎで課題をしていると、テレビを見ていた彼が言いました。

「ねえ、俺のごはんはぁ?」

彼は専攻コースが違ううえ、教職課程をとっていないので、私よりかなり余裕がある生活でした。
なので、のんびりテレビを見ていられるわけですが。

いや・・・・、この状況であなたのごはんを作れるかどうか、見ればわかりそうなものですが。

「ごめん、今日はちょっと作れそうもないから、何か適当に買ってきて」

コンビニは徒歩3分のところにありました。

すると彼は、明らかに不機嫌そうに

「俺の母さんはぁ、どんなに忙しくても家族のご飯はちゃんと作ってたよ?」

・・・・は?

正直、ちょっと耳を疑いました。

当時、まだ男性とのお付き合いに慣れてなかった私は、なぜ「彼女」である自分が「お母さん」というまったく別個の人種と同列に比べられたのか、さっぱり理解できなかったのです。

一瞬で「ああ、これはたまに女性誌なんかで特集されている、マザコン男のパターンなんだ」と理解はしましたが、まさか自分の前に実在するとは、という感じです。
無知だったんですねえ私も。そんな男性山のようにいるのにねぇ(笑)。

そして、そう理解した後、女性誌なんかで女性が訴えているとおりの感想を私も抱いたわけです。

私、いつからあなたのお母さんになったんでしょうか?

それに、あなたがそういうなら、私の父親も家族の生活をしっかり支える程度には稼いでくれていましたけど、あなたは料理の材料費すら、一度も入れてくれたことないですよね?
ちなみにデート代も完全に割り勘ですよ。

いろいろ言いたいことはありましたが、なにせこっちは課題中です。
くだらない口論をしている時間はありません。
ぶちぶち何か言ってる彼に、適当にあいづちを打ちながら、とにかくその日は私は課題をこなしていました。

彼は結局あきらめてコンビニですませたようです。
私の分まで買ってきてくれるはずも、当然ありません。
彼は、自分が彼女の部屋にいるのにコンビニご飯を食べさせられたことに対する不満でいっぱいです。

彼は課題の大変さや重要さがわからないわけではありません。コースが違っていても課題は出ますので。
彼も課題で徹夜をすることもありますし、(ただ彼はあまり熱心にやってなかったですね・・・成績は私の方が相当上でした)そこがわからないわけではないですが。

「課題大変だよね。がんばってね。で、俺のごはんは?」
という感じです。

課題が大変なことをどれだけ理解しようとも、だったら相手は自分の食事を作れないということは理解できないのです。
典型的な、「いついかなるときにも、家事は自分以外の誰かがやって当たり前のもの」という考え方の男性だったわけです。

後からよくよく知るはめになりますが、こういう考え方の男性は多いです。
特に私と同年代以上くらいの男性に多いですね。
私より年下世代になると、個人差は大きいとはいえ、多少はましになります。

とにかく私は、その晩はほとんど眠らず、必死で課題をあげました。
寝不足でふらふらしていますが、とりあえず大学に行かなければなりません。

その私に、彼が言いました。

「ねぇ、朝ごはんはぁ?」

そのときの私の絶望感、わかっていただけますでしょうか。
どうしたのか覚えていませんが、とにかく彼の朝ごはんを作れなかったのは確かです。

彼はやはりなにやら文句を言いながら、私の冷蔵庫から私の買ったベーコンを勝手に生で食べ、それでおなかを壊して、それを私のせいにして怒っていました。

・・・いくら彼女でも、人の家の冷蔵庫から勝手に物とって食べたら、それドロボーだよね、とか。

・・・大学生にもなって、ベーコン生で食べたらダメなことも知らないとか、どれだけ無知なのよ、とか。

・・・それを人のせいにして怒るとか、アホな小学生くらいの精神年齢だよね、とか。


まあ、いろいろと突っ込みどころはありましたが、もうこの彼のために一切の時間や精神的労力を使いたくなかったので、何も言わずに、お別れすることになりました。

そうか・・・どんなに忙しくても家事をしっかりやる、立派なお母さんのもとで、こういう男が育つのか・・。

と思うと、女性としてやりきれない気持ちになりました・・・。

このブログでは、「女性にも仕事を求めるなら、男性も相応の覚悟を」ということを、繰り返し私はあちこちで言っていると思いますが、それにはこの彼の経験が響いています・・・。

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